どうして経験を活かさないの?
こんにちは、めのんです!
昨日、Twitterでほかの方の発言にリプをつけました。 率直に思ったことを書いたんですけど、もしかしたら誰かを傷つけたんじゃないかと心配になっています。
普通に考えて、その8年なら8年で何らかの経験を積んでいたはずなので、それが活きる形でプログラマーになるしかないと思うんですよね。
— めのん@PHP猛勉強中!! (@menonfled) 2020年6月27日
私も最初は主にハードウェアを扱うエンジニアでしたが、その経験が無駄だったとは思いません、
ずっと昏睡状態で寝たきり状態でもない限り、生きていればその間に何かの経験を積むと思うんですよね。 あとは、それを活かせるかどうかだと思うんです。
でも、言葉で言うのは簡単でも、実際には結構難しいですよね。 たとえば学生時代に学んだこととか、どれだけ活かせてるかと言われると、私もあまり自信がありません。
全部じゃなくていいので、「とくにコレ!」というものを自分なりに見つけて、それを武器にするしかないと思うんですよ。 子供のころから10年も20年もかけて経験してきたものを、すべて捨てて何もないところから新しい何かを築くことなんか、そんなに簡単じゃないですよ。
私がTwitterで関わるのは、「ITエンジニアやプログラマーを目指して勉強しています」という方々が多いです。 そういう方々の中には学生さんもいらっしゃるでしょうし、全然違う分野から転職を目指されている方もいらっしゃると思います。 もしかすると、ずっとニートを続けてきて就業経験がまったくないという方もいらっしゃるかもしれません。
どんな状況であっても未来は切り拓いていけると思います。 でも、何を選ぶかで道の険しさは当然違っています。 ITエンジニアやプログラマーになることだけが人生じゃないですし、そこはもっと柔軟に考えた方が結局はご本人にとっていい結果になるんじゃないかな? とも考えています。
最近はプログラミングスクールがそういう傾向だからなのか、単なる流行だからなのかわかりませんが、ITエンジニアやプログラマーを目指す場合には暗黙のうちにWebプログラマーを目指すことになってしまっているように感じます。 ITエンジニアやプログラマーを目指すにしても、実際にはもっと世界は広いですし、これまでの自分の経験を活かせる分野はほかにあるかもしれないと、少し立ち止まって考えることも必要だと思います。
私の場合は、もともとハードウェアを主に扱うエンジニアで、基板の回路設計や評価をやっていました。 そんな私がもし、以前の経験をほとんど活かせないWebプログラマーになるのは、どう考えても道を間違ったとしか思えません。 ハードウェアの知識を活かせる組込みプログラマーを選んだからこそ、プログラマーとしてやりがいのある仕事に関わることもできましたし、十分生計を立てられるだけの収入を得ることもできました。
そして今、新たにWebプログラミングの勉強をしています。 私はもともとWebプログラミングがやりたかったわけではありませんが、もし最初からWebプログラミングをやりたかったんだとしても、組込みプログラマーを経験したことは時間の無駄なんかじゃなくてすごくいい経験を積めたと思いますよ。
というわけで、今回もまた偉そうなことを書いてしまいましたが、参考にしていただけると幸いです。
それでは!!