めのん@ひとりプログラミング同好会

このブログはすべてフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません

未経験者にとっては冬の時代になった?

こんばんは、めのんです!

先日、知り合いの女性と久々に会う機会がありました。 その方は現在30代の後半なのですが、一昨年にはじめて就職したそうです。

あまり踏み込んだことは聞けていないものの、おそらく中学時代に不登校になったようです。 中高一貫校に通っていたのに、高校からは通信制の学校に移っています。 その後、通信制の大学に進学したのですが、なかなか単位を取れずに中退、その後しばらく経ってから別の学校に入ったけれどそこも中退したといいます。

そんな状況の中で、最後のチャンスとばかりにプログラミングを勉強し、30代半ばにして初就職を果たしたというのです。

いったんレールから外れてしまうと大変な社会だということを改めて認識したとともに、その方がこれまで大変な思いをしてきたことを想像すると、いろいろ思うところがあります。

そんな彼女を受け入れてくれる会社があったというのも驚きです。 世の中の会社(とくに中小企業)はほとんどがブラックだという方もいらっしゃいますが、中には社員思いのいい会社もそれなりにあるんじゃないかなと私は思います。

彼女はスタートが遅かった分、ついていくのは大変だとのことでしたが、楽しく充実した日々を送っているようで何よりです。

そんな彼女がどうにかこうにか就職できたのも、一昨年だったからということが大きいようです。 彼女が就職した会社も、現在は未経験者の採用は控えているそうです。 新型コロナの影響で仕事がなくなった上、新しい仕事もなかなか獲得できない状況のようです。

さすがにその状況では、未経験者を採用するような余裕はないのだと思います。

私は「駆け出しエンジニア」とは言っていますが、それはあくまでもWebプログラミングが駆け出しなだけで、以前から技術者として仕事をしています。 けれども、本当の駆け出しエンジニアの方々にとっては、少なくともこれから数年は非常に厳しい状況になるんじゃないかなと心配しています。

できることなら、知り合いの企業さんを紹介してあげたいとも思うのですが、先ほどの彼女の会社のように、いい会社であっても今は未経験者の採用を控えているところが大多数ではないかと思います。

まったくの未経験者でなくても、ざっくりいって3年程度の実務経験がない方はやはり厳しい状況だと聞いています。 もし、今何らかのお仕事をされているのであれば、景気が落ち着くまで転職は控えた方がよさそうです。

年々年は取っていくので焦る気持ちはよくわかります。 でも、焦ってもダメなときはダメなんですよ。 景気が回復するまでの間、今できることを探して精いっぱい取り組むことが大事なんじゃないかなと思います。

偉そうなことばかり言ってしまいましたが、参考にしていただけると幸いです。

それでは!!